不妊治療に専念してよかった

32歳で結婚し、しばらくは共働きでした。
そろそろ子供が欲しいなと思い始めていた頃、子宮癌検診で訪れた病院で、たまたま不妊治療に関する検査を受けることになりました。本当に、たまたまです。
まずは、血液検査をしたところ、私は潜在的高プロラクチン血症であることが分かりました。
妊娠しずらい体質であると分かったからには、本格的に不妊治療に臨むことになりました。
その頃の職場には、ひどくストレスを感じていたので、妊娠力をあげるために、退職しました。
ひととおりの検査は全部受けて、人工受精3回の失敗後、体外授精を受けることにしました。
体外授精は、高額です。際限なくチャレンジするには、我が家の財力がなかったため、3回までと決めました。体外授精が3回とも失敗に終わったら、私は再就職をしようと決めていました。
そして、初めての体外授精。準備期間がなかなか大変で、その時に飲んだホルモン剤は、体に合わずいつも吐き気がしてしました。
でも、赤ちゃんが欲しいから頑張れました。
そして、とうとう当日。
採卵手術では、たったの1個しか採卵できませんでした。とてもがっかりして、もう絶対にダメだと諦めていました。ところが、その1個の卵子がちゃんと授精し、分割を始めてくれたのです。
そして、お腹に戻すことが出来ました。そこから、ちゃんと着床するか、これがまた難しいところです。
ところが、なんと妊娠に至ったのです。そして、そのたった1個の卵子は、今、小学一年生の女の子になっています。
私は、あの時、ちゃんと不妊治療に専念してよかったと思っています。
もしも、結果的には子宝に恵まれなかったとしても、やるべきことはやったと思えれば、夫婦2人でも前を向いて歩いていけたと思っています。

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